DJを始めたい初心者から、もうワンランク上のパフォーマンスを目指す中級者まで――。この記事では、2025年に注目すべきPCDJコントローラを7機種厳選し、それぞれの特徴や選び方をわかりやすく解説します。
パソコンとDJソフトを組み合わせて、より自由に、より直感的にプレイできる「PCDJ」。その中核となるのが、物理的に操作するための「DJコントローラ」です。
- 🎧 目次
- 1. PCDJとは?
- 2. PCDJコントローラの魅力と特徴
- 3. 失敗しない!DJコントローラの選び方
- 4. 【2025年最新版】おすすめPCDJコントローラ7選
- 5. 目的別おすすめモデル診断
- 6. よくある質問(FAQ)
- 7. まとめ:あなたにぴったりの1台を見つけよう
🎧 目次
- PCDJとは?
- PCDJコントローラの魅力と特徴
- 失敗しない!DJコントローラの選び方
- 【2025年最新版】おすすめPCDJコントローラ7選
- 目的別おすすめモデル診断
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:あなたにぴったりの1台を見つけよう
1. PCDJとは?

PCDJとは、「パソコン(PC)」+「DJ」の略称。専用ソフトを使って、PCに保存された音源をリアルタイムでミックスしたり、エフェクトをかけたりできる新しいDJスタイルです。
従来のアナログ機材と比べ、機材の価格が安く、デジタル音源でプレイできるのが最大の魅力。さらに録音や配信も簡単に行えるため、自宅DJやライブ配信との相性も抜群です。
2. PCDJコントローラの魅力と特徴
DJコントローラとは、DJソフトをパソコン上で操作するための物理デバイス。主な機能には以下のようなものがあります:
- ジョグホイール:スクラッチやタイミング合わせに使用
- パフォーマンスパッド:ホットキュー、ループ、エフェクトなど
- フェーダー・EQノブ:音量・音質の調整
- エフェクト操作:曲にフィルターやリバーブなどを加える
価格帯は2万円台〜10万円超までさまざまですが、初心者であれば3万円台前後のモデルでも本格的な操作が十分に楽しめます。
3. 失敗しない!DJコントローラの選び方
✅ 選ぶときのポイント
項目 | チェック内容 |
---|---|
対応ソフト | rekordbox / Serato / Traktor など、目的に合ったソフトに対応しているか? |
入出力端子 | スピーカーやマイクを接続できるか、ヘッドホンでモニタリングできるか? |
サイズ・重量 | 自宅専用か?持ち運びを想定するか? |
価格帯 | 初心者は3万~5万円台、中級者は7万~10万円台も選択肢 |
拡張性 | ループ、エフェクト、サンプラー、外部接続などの機能が必要か? |
4. 【2025年最新版】おすすめPCDJコントローラ7選

① Pioneer DJ DDJ-FLX4(約33,000〜37,000円)
Pioneerの人気モデル「DDJ-FLX4」は、初心者に最適な機能性と中級者まで使える拡張性を両立したバランスの良いDJコントローラ。2025年においてもその人気は衰えず、初心者が最初に手にする1台として高評価を得ています。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:rekordbox / Serato DJ Lite(Proアップグレード可能)
- 接続方式:USB-C対応で、PCやスマートフォンと簡単に接続可能
- モバイル対応:iOS・Androidともに使用でき、スマホDJにも対応
- 高音質出力:オーディオインターフェースを内蔵し、クリアな音質での出力が可能
- スマートフェーダー機能:初心者でも簡単にビートマッチができるよう設計
🎵 おすすめポイント
- USB-C給電なのでアダプター不要で省スペース
- rekordboxとSeratoの両方に対応しており、ソフトを乗り換えても継続使用可能
- パソコン不要でスマホのみでもDJが可能、気軽に始めたい人にもぴったり
- 軽量&コンパクト設計で持ち運びもラクラク。自宅練習からイベント出演まで幅広く対応
🗣️ ユーザーレビュー
- 「スマホと接続するだけでDJできたのが驚き。アプリ連携もスムーズでした」(20代・初心者)
- 「Seratoからrekordboxに乗り換えたけど、どちらも対応してるのが最高!」(30代・中級者)
- 「とにかくコンパクトで、部屋に置いても圧迫感がないのが良い」(女性ユーザー)
✅ こんな人におすすめ!
- とにかく簡単にDJを始めたい初心者
- 家での練習だけでなく、イベントや配信も視野に入れている人
- スマホだけでもプレイしたいライトユーザー
FLX4は、シンプルでわかりやすいレイアウトながら、しっかりとした音質と基本機能を備えており、「最初の1台」にこれ以上ない安心感を提供してくれるPCDJコントローラです。
② Numark Mixtrack Platinum FX(約36,000〜40,000円)
Numarkの「Mixtrack Platinum FX」は、初心者がDJの基本を学びながらライブ感のある演奏も楽しめる優れたエントリーモデル。特にジョグホイールの中央に備えたLCDディスプレイが特徴的で、BPM(テンポ)や再生位置をリアルタイムで確認できる点が大きな魅力です。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:Serato DJ Lite(Proアップグレード対応)
- 大型ジョグホイール:直感的な操作感と精度の高いスクラッチに対応
- LCD内蔵ジョグ:BPM、ポジション、ピッチ情報を視認可能
- 6種類のエフェクトパドル:簡単にエフェクトを加えられ、ライブパフォーマンス性が向上
- 24-bitオーディオ出力:高品質な音響で安心してプレイ可能
🎵 おすすめポイント
- 大型ジョグと表示機能で初心者でもテンポ合わせが簡単
- フィルターノブやループ操作も直感的に配置されており、ミックススキルを段階的に習得できる
- コンパクトながらも高機能で、クラブのような演出ができるライブパフォーマンスに最適
- マイク入力も搭載し、MCや配信でも活用可能
🗣️ ユーザーレビュー
- 「液晶付きジョグのおかげで、テンポ感が身につきました!」(20代・男性)
- 「エフェクトパドルがライブっぽくて楽しい!配信に映える」(30代・女性)
- 「Pro版にも移行できるので、成長しても使い続けられそう」(初心者DJ)
✅ こんな人におすすめ!
- BPM合わせを視覚的にサポートしてほしい初心者
- 自宅練習だけでなく、簡単なイベントやライブ配信にも活用したい方
- Serato環境で将来的にステップアップしたい人
Mixtrack Platinum FXは、視認性の高いジョグとライブ向けエフェクトが融合した、演奏に“楽しさ”を加えることができるエントリーモデル。音楽を体で感じながら操作したい人に最適な1台です。
③ Hercules DJControl Inpulse 500(約41,000〜46,000円)
Inpulse 500は、初心者が最初に“失敗しない”1台として広く評価されているコントローラです。Herculesが独自に開発した「ビートマッチガイド」や「IMA(インテリジェント・ミュージック・アシスタント)」など、初学者に寄り添う機能が充実しています。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:DJUCED、Serato DJ Lite(Proアップグレード対応)
- ビートマッチガイド:ジョグ周辺が光ってピッチ調整を視覚的にサポート
- IMA機能:AIによる次曲提案で、ミックスに迷いがなくなる
- メタル製トップパネル:堅牢で高級感のあるデザイン
- RCA/XLR出力対応:家庭用からイベント現場まで幅広く使える
🎵 おすすめポイント
- 初心者向け機能が豊富:視覚ガイド付きで、耳で合わせられなくても安心
- SeratoとDJUCEDの両対応:ソフトの切り替えやステップアップがスムーズ
- パフォーマンスパッドやループ操作も本格的:中級者になっても活用可能
- 大きめサイズで安定性抜群:デスク上でも動きにくく、安定して操作できる
🗣️ ユーザーレビュー
- 「BPMガイドが本当にわかりやすい。感覚的に覚えられた」(20代男性)
- 「Seratoも使えるし、将来の拡張性があるのが安心」(30代女性)
- 「デザインがスタイリッシュでかっこいい。配信映えもする!」(DJ配信者)
✅ こんな人におすすめ!
- 初めてのPCDJに不安がある初心者
- AI補助機能を使ってスムーズに選曲・ミックスしたい方
- 将来的にイベントやクラブでのプレイを目指す人
Inpulse 500は「初心者が挫折しにくい設計」と「長く使えるスペック」を兼ね備えた、まさに“安心と実力”のバランスモデル。ビギナー脱却後も手放せなくなる1台です。
④ Pioneer DJ DDJ-REV1(約38,000〜42,000円)
スクラッチやヒップホップ系DJスタイルに特化したエントリーモデルが「DDJ-REV1」。Pioneer DJの中でも異色の“バトルスタイル”レイアウトを採用しており、ターンテーブルに近い感覚を追求しています。初心者でも本格的なスクラッチ操作を体験したい人にぴったりの一台です。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:Serato DJ Lite(Proアップグレード可能)
- バトルスタイル配置:縦フェーダー重視のターンテーブリスト向けレイアウト
- 大きめジョグホイール:直感的でスクラッチに適したサイズ感
- Performance Pad:サンプラー・ホットキューなど直感的に操作可能
- マイク入力あり:MCプレイや配信にも対応
🎵 おすすめポイント
- 本格スクラッチに最適な左右対称のフェーダー配置
- ヒップホップやローファイ、エレクトロなどにぴったりな直感的な操作性
- Seratoに完全対応し、今後のステップアップにも強い
- 音質・操作性・デザインの三拍子がそろっており、中級者からも評価が高い
🗣️ ユーザーレビュー
- 「見た目も操作もターンテーブルっぽくて楽しい!」(20代男性)
- 「スクラッチ練習がとにかく楽しい!フェーダーが軽くて使いやすい」(DJ初心者)
- 「クラブではなく自宅で楽しむには、REV1の手軽さが最高」(30代女性)
✅ こんな人におすすめ!
- スクラッチを学びたい初心者DJ
- ターンテーブルスタイルの操作に憧れている方
- 自宅で気軽にヒップホップ系ミックスを楽しみたい人
DDJ-REV1は、プロ機材にも採用される“バトルスタイル”のエッセンスを、初心者にも使いやすく凝縮したモデル。普通のDJとはちょっと違う「個性派」な一台を探しているなら、間違いなく候補に入るモデルです。
⑤ Roland DJ-202(約48,000〜52,000円)
Rolandの「DJ-202」は、単なるDJコントローラを超えた“パフォーマンスツール”としての機能を備えた個性派モデル。内蔵されたTRシリーズのドラムマシン音源と、シーケンサー機能によって、DJとビートメイクを融合させた演奏が可能になります。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:Serato DJ Lite(Proアップグレード可能)
- TRドラムサウンド内蔵:TR-808、TR-909など、伝説のドラムマシン音を搭載
- ステップシーケンサー:リズムパターンをその場で打ち込み、パフォーマンスに活かせる
- ボーカルエフェクト:ピッチやリバーブなどで声を加工可能(マイク入力搭載)
- USB給電対応:電源不要でモバイルにも最適
🎵 おすすめポイント
- DJだけでなくライブ性のあるビートパフォーマンスが可能
- ヒップホップ、テクノ、エレクトロ系のジャンルとの相性抜群
- 録音やループの構築にも強く、クリエイティブな演出ができる
- 本格的なSerato環境にステップアップしても使い続けられる設計
🗣️ ユーザーレビュー
- 「TR-808が鳴るだけでテンションが上がる!まさにRoland!」(30代・DTMユーザー)
- 「ビート作りしながらミックスもできるので、他のDJと差別化できた」(20代・クラブDJ)
- 「マイクとボイスエフェクトが便利で配信にも使ってます!」(DJ配信者)
✅ こんな人におすすめ!
- DTMやビートメイクも楽しみたいDJ志望者
- ループ、ビート、ライブ演出などにこだわりたい人
- ヒップホップやエレクトロなど、グルーヴ重視のプレイスタイルを目指す方
Roland DJ-202は、音楽制作とDJを両立したい人にとって理想的な1台。「プレイしながら創る」感覚を味わいたい方には、これ以上ない選択肢です。
⑥ Reloop Ready(約39,000〜44,000円)
Reloop Readyは、超コンパクトサイズでありながら、本格的なDJ機能を凝縮した革新的なPCDJコントローラです。特に省スペースやモバイル用途に強く、iOS機器との親和性が高い点も注目されています。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:Serato DJ Lite(Proアップグレード可能)
- サイズ:ノートパソコンの上に設置可能な超薄型・軽量設計
- iOS対応:LightningまたはUSB-Cを使ったiPhone/iPad接続が可能
- 2デッキ構成:本格派ながらシンプルな操作性
- USBバスパワー:電源不要で、どこでもすぐに使える
🎵 おすすめポイント
- 省スペース&モバイルに特化した機能配置とデザイン
- 自宅、カフェ、旅先など、どこでもDJプレイがすぐに楽しめる
- 軽量ながらパフォーマンスパッド・エフェクト・ループなどの基本機能はしっかり搭載
- Seratoとの高い親和性により、初めてでも扱いやすい操作感
🗣️ ユーザーレビュー
- 「ノートPCの上にぴったり乗るなんて、ありそうでなかった!」(20代女性)
- 「旅先でのライブ配信に超便利。軽いから持ち歩きも苦にならない」(DJ配信者)
- 「本格操作はできるのに、デスクがごちゃごちゃしないのが最高」(ミニマリストDJ)
✅ こんな人におすすめ!
- 外出先や旅行中でもDJを楽しみたい人
- ノートPCやiPadを使った省スペース環境でのDJプレイをしたい方
- 自宅や小規模スペースで配信・練習を快適にしたい人
Reloop Readyは「コンパクトであること」と「高機能であること」を見事に両立させた1台。ミニマルなライフスタイルを志向する方や、ノマドDJとして活動したい方にとって、最高の相棒になることでしょう。
⑦ Native Instruments Traktor Kontrol S2 MK3(約47,000〜52,000円)
Native Instrumentsが誇るTraktor専用コントローラ「Traktor Kontrol S2 MK3」は、洗練された設計と高音質出力により、ミニマルながら本格的なDJプレイを楽しめるモデルです。Traktor Pro 3が標準で付属し、ソフトウェアとハードウェアの統合性が非常に高いのが特徴。
🌟 主な特徴
- 対応ソフト:Traktor Pro 3(ライセンス付属)
- 2デッキ構成:スリムでシンプルな操作パネルで直感的にプレイ可能
- 高音質オーディオインターフェース:プロフェッショナルレベルの24-bit出力
- RGBバックライト付きパッド:ホットキュー、ループ、FXを簡単にコントロール
- USBバスパワー駆動:外部電源不要で省電力かつモバイル対応
🎵 おすすめポイント
- Traktor専用に設計されており安定性抜群
- ソフトとハードの連携がスムーズで、遅延のない高精度なミックスが可能
- エフェクトの種類や表現力が豊かで、演出力を高められる
- コンパクト設計ながらしっかりとしたジョグホイールとフェーダー操作が可能
🗣️ ユーザーレビュー
- 「Traktorとの親和性が抜群。ストレスなく演奏できる」(30代・Traktor歴5年)
- 「高音質かつシンプル。Minimal TechnoのDJにはぴったり」(40代・クラブDJ)
- 「持ち運びも楽で、出先でのプレイにも大活躍」(20代・イベント出演者)
✅ こんな人におすすめ!
- すでにTraktor Proを使用している、またはこれから本格導入する予定の方
- EDM、ミニマルテクノ、ディープハウスなど、音の緻密さを大切にするプレイスタイルの方
- 余計な装飾よりも操作性・音質・安定性を重視したいミニマリストDJ
Traktor Kontrol S2 MK3は、まさにTraktorのために作られた一体感のあるコントローラ。余計な要素を削ぎ落としつつ、プロの音を追求する姿勢が感じられる一台です。
5. 目的別おすすめモデル診断
目的 | おすすめモデル |
---|---|
初心者で基本から学びたい | DDJ-FLX4 / Inpulse 500 |
スクラッチを練習したい | DDJ-REV1 |
スマホや配信で使いたい | Reloop Ready / DDJ-FLX4 |
DTMも活用したい | Roland DJ-202 |
Traktor愛用中 | Kontrol S2 MK3 |
6. よくある質問(FAQ)

Q. ソフトは別で購入が必要?
→ 多くのモデルには無料版ソフト(Serato DJ Lite、rekordboxなど)が付属しています。上位版が必要な場合は、有料アップグレードが必要なこともあります。
Q. どのくらいのスペックのPCが必要?
→ 最低でもCore i5以上 / メモリ8GB以上が推奨です。音の遅延を防ぐために、SSD搭載機の使用が理想的です。
Q. スピーカーやヘッドホンも必要?
→ はい、必要です。DJプレイ中のモニタリングにはヘッドホンが必須ですし、外部出力としてアクティブスピーカーがあると、より本格的なサウンドチェックが可能です。
Q. DJ初心者でも配信できますか?
→ はい。最近のコントローラはUSB接続だけで配信ソフト(OBSなど)と連携可能なモデルが多く、初心者でも手軽にYouTubeやTwitchでライブ配信が可能です。
Q. スマホやiPadだけでもDJできますか?
→ 一部のモデル(DDJ-FLX4、Reloop Readyなど)はスマホやiPadに対応しており、専用アプリを使えばパソコンなしでもDJが可能です。
Q. 音楽ファイルはどこから手に入れるの?
→ 楽曲はiTunes、Beatport、Bandcampなどの音楽配信サービスで購入するのが主流です。DJ用に著作権処理された「DJプール」サービスも便利です。
Q. DJソフトは英語表記が多いけど、日本語で使える?
→ 一部のソフト(Seratoやrekordbox)は日本語対応しており、UIや設定も日本語で安心して操作できます。
7. まとめ:あなたにぴったりの1台を見つけよう
2025年も多くの魅力的なPCDJコントローラが登場しています。重要なのは、自分のスタイルや目的に合った1台を選ぶこと。この記事を参考に、理想の機種を見つけて、あなただけのDJライフをスタートさせましょう!
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